いつかは産みたいけど、今じゃない。
でもその”いつか産みたい”ときの”いつか”のために…自分の体のことを知っておくのは必要ですよね。
1人目はなんとなく妊活をして生理予定日だけを頼りにズボラ妊活をしていました。
2人目は排卵検査薬を使用してタイミングを計り妊活をしました。
3人目は…排卵検査薬と基礎体温を使ってタイミング法で妊活しています。
1人目2人目は半年以内で授かりましたが、3人目は半年以上経った現在でも妊娠にはいたっていません。
やはり、私自身の年齢が上がっていること、卵子の質も落ちてきている証拠でしょうか。
妊活を始めるなら…まずは基礎体温
基礎体温とは?
基礎体温とは、運動や飲食の影響を受けていない安静時…つまり寝起きの体温です。女の人は女性ホルモンの影響により、体温が変化します。その体温の変化を知ることによって妊娠できるタイミングを知ることができます。
また、基礎体温を測るときの婦人体温計は、通常のものとは違い小数点第2位まで表示され、細かく体温がわかるようになっています。
【基礎体温の測り方】
起床直後の同じ時間に計測
起き上がる前の安静な状態で計測
舌下(口の中)で計測
基礎体温を計測することで、様々なことがわかってきます。
低温期・高温期の二層に分かれているか?高温期が短すぎないか?など。
また妊娠していれば高温期は20日以上続きますので、すぐに妊娠していることがわかりますよね!
低温期とは
低温期とはエストロゲンの影響を受けている月経から排卵までのこと
高温期とは
高温期とはプロゲステロンの影響を受けている排卵後から月経が始まる前までのこと
女性はこの2つのサイクルを毎周期繰り返しています。
基礎体温のグラフからはこんなことがわかる!
排卵期の特定はもちろん、
女性ホルモンの変動が激しい月経前のイライラ(PMS)対策や
エストロゲンがたくさん分泌されダイエットに最適な排卵前の卵胞期がわかります。
二層に分かれない場合は受診を
このようなグラフは
黄体機能不全の場合や
無排卵の場合も考えられるので、
何周期か計測してみて、全く二層に分かれない場合は病院への受診をしてください。
いつか産みたい…知っておかなくて大丈夫?
いつか産みたいと思っているのなら、自分自身の体を知ることがとても大切です。
今回、2人目を流産し、悲しい思いをした結果、私は自分自身の体のことを知ろうと思い始めました。
もっと前から努力していれば…こんなことにならなかったのかも?という思いが、今でも消えません。
昔の女性と現代の女性の違い
昔は初めての生理が遅く、出産回数も5回~という時代、女性の一生の月経回数は50回ほどでした。
しかし、現在は、初めての生理も早く、出産回数も1回~という時代、女性の一生の月経回数は400回以上。
昔に比べ、寿命も延び晩婚・晩産が進んだため、妊娠しにくい体質の女性も増えているとのこと。
もともとわたしたちが生まれてきたときに持っていた原始卵胞の数は昔と今とではかわらないんです。
だったら、妊娠したいわたしたちにできるのは…自分の体のことを知り、残った原始卵胞を大切にし、妊娠しやすい体作りをしていくことだけではないでしょうか。
欧米化の食事やストレス、ホルモンバランスの乱れなど様々なことを改善していく必要がありそうですね!